君津市 人見山

６月１０日

昭和４０年代半ば。
２０歳代の新婚ホヤホヤの若者にとって、当時高度成長期の真っ只中といえ
住宅環境はまだまだ厳しいものでした。

その年代では当時まだ社宅に入れず、民間のボロアパートを借りるのが精一杯で
海を見下ろす小高い緑の丘の上に立つ１１階建ての３ＤＫの高層アパートは魅力でした。

君津市人見山の尾根続きの丘を削り、出来た真新しい高層アパートに、
当時民族の大移動と云われた何千人もの人が九州からやってきまた。


でも、数年もすると１１階建てのアパ＝トからは隣のアパートしか見えず
ニワトリ小屋に居るような嫌悪感のようなもの感じるようになり・・・

その辺は、会社も心得たもので
持ち家政策で、家を建て出て行きました。


あれから４０年経ち
初老を迎えたおっさんがチャリンコをギーコギーコこいで人見山にやってきました。


この小高い丘の人見神社はここに進出した企業と大きなかかわりがあり
この社殿は鉄筋コンクリート製で



この鳥居も




















少なからず関係あるでしょう















新しい物に変えられたそんな構造物の片隅に
打ち捨てられたようにおいてあった古い狛犬のようなものが

猿（のような？）顔で妙に存在感がありました。




















そうは云っても、ここのいわれは結構由緒正しいものです


目の前が東京湾のこの山の展望は素晴らしく
富士山も見えるのですが
曇天の今日は直ぐ近くの、東京電力冨津火力の巨大な２本煙突も霞んで見える。


そうそう、標高６７ｍのこの山には２等三角点があり
向こうに見える平らな小高い丘は君津市民憩いの三舟山だ。

コメント 7

想い出の場所なんですね。昔とはかなり変わられたみたい・・・。
神社は鉄筋のようですけれど、由緒正しく、狛犬も年季が入ってますね(笑)。
長い年月に削られて・・・、猿に??? (笑)。
by moz (2009-06-11 05:40) 

戦中戦後をおよそ、１０歳くらいですごした親を持つ私たち世代。そして、今私たちはこれから社会人になるであろう子たちの親となっています。

自分の人生を子供たちに押し付ける気はないけれど、何か、難しさを感じる時代です。

アッ！でも、案外子供ってたくましい！それは感じます。
by nya-e (2009-06-11 07:10) 

お久しぶりです。やっとイベントが終わりホッとしていますが束の間です。
僕は大分にはなかなか帰る暇がなく皆様のブログで懐かしい場所を思い出しています。
今日は大船山のブログに訪問しましてその帰りです。千葉のいい空気を思いっきり吸って健康に留意頑張ってください。
17日の誕生日、先におめでとうございます。
by ばん (2009-06-13 20:40) 

moz様
ここは私が千葉に来て一番初めに住んだところなので思い入れがあります。
山の上の建物で、千葉ってとても風の強いところと云うイメージを作ってしまいました＾＾

nye-e様
子供は大人が思っている以上にたくましいものです。
４歳になる、わが孫さえ言っている個とを聞けば立派な大人です。

ばん様
大分の出身でしたか。同郷なんですね。
ふかぴょんサンの所からですね。大分の懐かしい綺麗な写真が多くて私も大好きです。
17日の誕生日の誕生日何処かで知らせましたかね？
いづれにしてもありがとうございます。
by takaki-i (2009-06-14 22:23) 

もう、歴史なんですね～
1秒前は過去！カモ・・。
by ＯＪＪ (2009-06-14 22:24) 

追記。
このところ皆様のコメントに対するお礼遅れています。
申し訳ありません。
若干疲れ気味です。
by takaki-i (2009-06-14 22:25) 

無理はされないでください。　梅雨時ですし・・・ゆるゆると　^^
by moz (2009-06-16 06:00)