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稲刈り・玄米の出来るまで・・・ [米作り]

9月27日土曜日[晴れ]
8月の終わりに草刈から始めた稲刈りもいよいよ最後の田んぼ1枚との事。
始めた頃はまだまだ暑い時期でいやと云うほど汗をかきかましたが、今日当たりは涼しく気持ちよい農作業日和です。
私が刈った後の畦道には真っ赤な彼岸花が咲き乱れています。
そして実りの秋。長狭の秋祭りが始まっています・・・
DSC04004.JPG
今日刈る田んぼは、一番下の田んぼとの事で上部からの水が完全に止まらず、泥沼状態。
コンバインが入ったとたん泥沼に埋まりたちまち身動き出来なくなります。
トラクターを持ってきてとりあえず引っ張り出し・・・
再度排水の溝作りと刈れる所は手狩りしましたが。一寸深みに嵌ると長靴が埋まりどうにもならなくなり悪戦苦闘。
そんなこんなでとても機械の能力に素人の私ではとても太刀打ちで出来ず、午後から籾摺りに変更。

ところで、稲刈りと一言云っても農家の人には常識でも全く素人の私には初めてで、知りえた玄米の出来るまで・・・
①キャタビラーの付いたコンバインで刈り取り脱穀までしてしまう。
 (こいつはとても能力のとても高い奴で、こいつの刈り残しや刈れない倒れた稲を立ててやったりすると人間は疲れ果ててしまう)
②コンバインより軽トラに積載のコンテナに入れ運ぶ。
 (軽トラは四駆で少々の荒地や坂道でも稲を満載しても平気。コンテナも電動の排出機付き)
③コンテナから排出された稲をホースで乾燥機に入れ乾燥させる。
 (乾燥機は水分計つき・・・・
④籾摺り機を通し玄米と籾殻に分ける。
 (籾殻は袋詰めの機械があり、袋詰めする。これが私の籾摺りの主な仕事。ここも機械の能力はすごく人間は結構忙しい・・・)
⑤籾摺り機から出た玄米は米選機にかけられ30Kgづつ袋詰めする。
DSC04012.JPG
左の建物の中に籾摺り機等がありパイプを通って籾殻がホッパーの下にセットされたビニール袋に溜まる
 


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コメント 5

さなゆき

秋祭りのシーズンですねぇ~~
自分も昨日、大多喜町のお城祭り見てきましたっ(゚∀゚)
by さなゆき (2008-09-28 11:05) 

にゅ〜ろん

稲刈りってしたことも、じっくり見たこともないんですが、すごく機械化されてるんですね。人間がアシストする感じでしょうか?
それにしてもすごい量ですね。
by にゅ〜ろん (2008-09-29 23:28) 

赤か毛

稲刈りって、ほんとうに一大イベントなんですね。
しかも長期にわたって、大変な作業だということもわかりました。
お疲れ様でした。
by 赤か毛 (2008-09-29 23:33) 

takaki-i

さなゆきさん
大多喜のお祭りもショー化されていると云うか、観光化されていますね!
それはそれで活性化されとても良い事だと思います。
昔々、がきの頃大分の村の祭りの太鼓のリズムとおにぎりの味をなんとなく思い出すことがあります。昔ながらの村の素朴な祭りが懐かしい・・・

にゅーろんさん、赤か毛さん
農業に関しては私はこのシリーズ書き始めた頃から書いたように全く素人です。
現在の米作りは殆ど機械なくして成り立たない。
又、機械化の為の金額で経営は苦しい・・・
高齢化した農業実施者にはその機械を使いこなすのに振り回される・・・
米作りに於いて
田植えの頃と稲刈りが2大イベントで忙しい・・・
等々と云うような事も学びました。
でも、私の様に機械やコンピュータばかり相手にしてきた人間にはとても楽しい体験です。
by takaki-i (2008-09-30 12:04) 

no-tenki

昔のように手で刈って干してを考えたら、楽になったかなと思いましたが、やはり、結構な重労働には変わりありませんね。
長い間稲刈りお疲れ様でした。
by no-tenki (2008-10-02 05:13) 

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