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鋸山アドベンチャーコース [山歩き]

1月27日火曜日[晴れ]
鋸山アドベンチャーコースはブログ等で見ていたが具体的なコースは判らなかった。
先日山親父さんと郡界尾根を歩いた後にルートマップを送って貰っていたので今日歩いてみた。

車力道を登り「関東ふれあいの道」に出る手前に一寸わかりづらいがアドベンチャーコースの入口(階段左)に入る。
ABコース入口DSC02096.jpg

始めは荒れた感じの道を急降下する。
但し、アドベンチャーコースと言ってもこのコース道に迷うような事は無い。
なぜなら、至る所に”これでもか”と云うくらいテープが有るし、急登・急降下が多いいが殆どロープがある。
ABコース1DSC02099.jpg

急降下して少し行くと岩をくりぬいたこんなトンネルがある。
ABトンネルDSC02108.jpg

このトンネルを抜けてからがこのコースのハイライト!!
鋸山を金谷のフエリー乗り場辺りから見ると鋸状の尾根が見えるが、その鋸の歯の原因。巨大な石切場の垂直な岸壁の下を辿るのだ。
「関東ふれあいの道」も歯の岸壁の下を通るがあちらは整備されていて工事場所の足場を通る感じがする。
このルートは石の採取を止めた後、自然に戻りつつある。
従って、足元誤れば転がり落ち只でなすまないだろう。
アドベンチャールートの所以である。
岩壁1DSC02119.jpg

岩壁2DSC02134.jpg

そんな、ルートにも平坦な広場状の所もありこんなのがあった。

石石.jpg






この四角物の向こうに石ころが落ちていたので祠のようでもあり乗せてみた。
なんだか、可愛い顔にもみえませんか・・・?

石2石2.jpg


この場所を急降下すると垂直の狭い回廊のようになっている所があり入ってみた。
岩壁4DSC02154.jpg

岩壁5DSC02156.jpg

岩壁6DSC02157.jpg

この回廊の向こうは石切り場の下です。
切り出した石を運ぶ為のものでしょうか?
岩壁3DSC02148.jpg

この道の向こうの方にも垂直な岩壁の歯がみえる。
ABコース3DSC02167.jpg

眼下に金谷港を見下ろす所があり、丁度対岸の久里浜にフェリーが出港していきます。
ABコース4DSC02190.jpg

このルートも垂直な壁横に階段が刻まれた所があり、石切り場で働く人の作業道でもあったのでしょう。
ABコース5DSC02194.jpg

やがてこんな炭焼き釜の後らしい所に出ます。
ここは、山親父さんと嵯峨山からの郡界尾根を歩いた時「関東ふれあいの道」からも見える場所で「あそこに出て来るんだよ」と教えて貰った場所です。
ABコース6DSC02203.jpg

釜跡から「関東ふれあいの道」とは別のあの垂直な鋸歯の上らしい所を辿り笹薮の中から鋸山山頂に出ました。
山頂のベンチで食事をしているとご婦人が反対側のルートから一人で歩いて来ました。
話してみると同じ木更津の人で先日遭難さわぎのあった三郡山の郡界尾根ルートをまだ千葉国体の山岳コースの標識が出来る前、道に迷い何度も往復し12時間も歩いた事があるという猛者でした。
山頂DSC02217.jpg

この後、私は沢コースで下りまだ時間も早いので今の「車力道コース」以前の古い車力道が山親父さんから貰ったマップにあったので少し入ってみました。
此方にはピンクのテープで道案内が付いていましたが、荒れた只の沢のようでもあり今日は切り上げた。
高速道路の脇を通る道も気になり行ってみた。トンネルの所で行き止まりだが少し入ってみると杉林の中にこんなやはり車力道と思われるブレーキ痕の石畳道が一部あり車力道はあちこちにあったようです。
車力道DSC02232.jpg

車力道登山道入口P10:10~アドベンチャールート分岐10:30~トンネル10:37~回廊10:55~炭焼き釜跡11:40~鋸山山頂12:00(昼食)12:20~東の肩12:30~安兵衛井戸12:50~観月台・車力道分岐13:30~旧車力道沢13:50~高速トンネル上14:17~P14:30
合計行動時間=4時間20分




 


 





 

 


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コメント 5

かいわれ

千葉の山好きさんはみなさん道なき道を歩くんですかね。^^
石切り場、面白いですね。

by かいわれ (2010-01-28 20:52) 

OJJ

この石切り場は一寸恐いね~
大和(奈良)の古墳の石棺は多くが石の宝殿の竜山石(加古川市)らしいが、これほどの迫力は無いですハイ!
アドベンチャーも半端じゃないですね・・。
by OJJ (2010-01-28 22:48) 

響

あの回廊は凄いですね。
まるで他所の国の遺跡の中みたいです。

by (2010-01-30 16:09) 

takaki-i

かいわれ 様
千葉の山は遊歩道を歩いただけでは一寸物足りなくて少しだけ冒険もしてみたくなるのです^^

OJJ 様
鋸山の石は房州石といい、江戸城や靖国、横浜のドック等に使われたらしいが。
山の頂上部程良質の石材が取れ下部は質が落ちるので上部から下部へと切り取っていったらしいが、それにしても命知らずと思いますね。

響 様
この回廊状の所、高さ10m以上あるようです。
S字状に平行なのですが只単に石の運搬ルートにしては手が込みすぎています。
何のこだわりなのでしょう・・・?
by takaki-i (2010-01-31 19:44) 

ヨット

アドベンチャー行ってきました。顔みたいな石の上に石をのせたのは
takakiさんだったんですね。今回は石のそばでマムシに遭遇しました
by ヨット (2014-05-25 09:38) 

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