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石尊山を歩く [山歩き]

今日は春一番が吹き荒れたが、石尊山は木立の中の山歩きで樹木を揺らすが風の影響は余り受けないですんだ。石尊山の印象は、峰岡浅間や請雨山等他の多くの千葉の山と同じく(千葉以外あまり知らない)昔は信仰の対象として山の神が山頂に祭られ整備されてきたものが観光の遊歩道として整備されない山は自然の力で本来の自然の山に戻りつつあるという感じがした。

沖津屋奥の駐車場11:25~麻綿原分岐11:45~石尊山山頂11:55(電波塔の所でで休憩)12:15~尾根沿い北側下山道~国道465号線標識12:43~駐車場13:05 合計行動時間=1時40分

登山口の七里川温泉の沖津屋は、今日は土曜日と言う事もあるのでしょうか多くなお車が止まっており私は更に奥の道の広い所に車を止め、今日も当直明けで食事も朝パン1個で途中でコンビにも無かったので沖津屋で食事をしていく事にした。中に入り一寸びっくりした。靴が乱雑に脱ぎ捨てられており,いくつかの囲炉裏のテーブルで魚を焼いた煙と匂いが充満していました。戸惑いながらもフロントで山菜そばを註文し中の大広間に入ると。幾つかのテーブルではおのおの持ち込みの弁当等を食べたり毛布をかぶり寝ている人や家族連れがいます。千葉に来て40年近くたちますがこう言う昔あったような雰囲気の温泉があるとは正直知りませんでした。(後で判ったのですがこれがここの売りらしいのですが)ちなみに、山菜そばは旨かったです。

登山道は塹壕のような道を登って行きます。途中に木々には木の種類を示す標識が沢山付けられていました。

表登山道からは壕は無くなり頂上に向かって真直ぐに伸びた擦り減り朽ち掛けた階段が伸びていました。先日登った大日山は同じように頂上に向かって立派な擬似木で整備されていたのを思い出した。

山頂に有る、3体の石の祠

山頂の標識と2等三角点。頂上から少し北に下った所にある電波塔。頂上は展望も無くこの電波塔の所が日当たりがよく暖かいのでここで休憩。

山頂近くにこんな大きな電波塔が2基あると言う事は、そうやはり舗装の林道があり、しかも案内標識もありました。

しかしここでは北口下山道の標識に従い、ここは手入れされた杉林を抜け明るい尾根道を下っていきました。

途中から、黄和田畑方面に分岐する道から下っていくと

こんな怪しげな洞窟が2ヶ所ありました。片方は小さいものでしたがこちらは奥が深そうなので一寸興味をそそられ入って見ました。どうもこれは房総によくある素彫りの今は使わないトンネルのようです。しかし、中は暗く私の持っていた小さな懐中電灯では奥まで光が届かず怖いので直ぐに引き返しました。でも、もしこれがトンネルだとしたら取り付け道路のようなものはこの先無く、細い山道だけです。

この先、道はますます荒れやがて無くなりますが下に舗装道路が見えるので無理やり降りていくと国道465号線のトンネルの近くでした。七里川温泉は直ぐ近くで途中の山の駅「ふる里物産直売所」は開いているのか閉まっているのか判らないほどひっそりとしていましたが隣の炭焼き小屋では煙が立ち、木を蒸す匂いが漂っています。

石尊山そのものは大して特徴の無い山で、尾根道を養老渓谷や麻綿原、清澄山の目指すルートとして利用するのだろうと思った。但し、清澄山系は暖かい時は山ヒルが恐ろしいので今度は秋以降に考えてみようと思った。


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