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岩高山と海と森をつなぐ道 [山歩き]

1月28日 (2009.01.23) 水曜日[曇り]
房総半島の安房と上総を分ける郡界尾根を、西から鋸山、嵯峨山、三郡山、安房高山、元清澄山と連なり最東端の岩高山(206.9m)を歩く大トレッキングの記事が地元紙のweb上に掲載されているのを見、岩高山を知った。この山に登るには、行川アイランド駅から行くか誕生寺方面から登るかである。
昨夏「おせんころがし」に行った時、関東ふれあいの道「海と森をつなぐ道」を冬場に歩いて見たいと思っていた。
おせんころがしー岩高山ー日蓮寺ー祓山ー海と森をつなぐ道の海の部分ーおせんころがしのルートを歩いた。

おせんころがし入口P10:15~上大沢の十字路10:45~東電柱台宿165柱10:53~フエンスの尾根10:10~岩高山山頂11:20-35~日蓮寺12:10-30(昼食)~誕生寺12:50~祓山13:25~誕生寺13:40~おせんころがし入口P14:25  合計行動時間=4時間10分

七曲の道.JPG国道128号線の「おせんころがし」入口の広くなっている所に駐車。「海と森をつなぐ道」を行きトンネルを抜けると直ぐ右の崖に急な道が見える。 







 

八幡神社.JPG八幡神社左の急な七曲の階段を登る。












階段.JPG結構急な階段で七曲しながら登っていく。











家と海.JPGどこか映画かテレビで見たような家並みの屋根と向こうの海の景色が素敵です。











東電柱165.JPG階段を上り詰めると平坦な道になり、結構住宅が密集していて同じ様な道が枝分かれして行ったり来たりする。
直ぐに、住宅地から田んぼと山に囲まれた道にでて暫く行き東電柱台宿165柱を左折、四角い建物に鳩小屋がありその先沼地になった所から何の標識もないが尾根に登る。
一寸判り辛い道、心配で尾根に出た所に確認の白テープを付けておく。



尾根道.JPG尾根道は広く歩き易い。












フエンスの道.JPGやがて、尾根上にフエンスが延々と続く道に突き当たる。フエンスとマテバシイに挟まれた道を歩く。










三角点.JPG唯一、黄テープのある尾根でフエンスと別れ行くと三角点があった。
三角点名は「内浦」との事。「房総丘陵」には岩光山となっているが、これから行く日蓮寺の山号が岩高山なので岩高山が通りが良いだろう。
かっては眺めが良かったとの事だが今は、雑木が伸びて展望は無い。





V字の門.JPG引き返し、白テープの所から下り、市ケ坂までの道は左のフエンスの向こうはかっては谷津田だったのだろうが今は雑草が伸び放題。道からして刈り込みが無く草の実がズボンにまとわり付く。おまけに何かの獣の死骸が異臭を放っていた。夏は歩けないだろう。
V字上の谷にフエンスの壊れた扉がある。






ここから日蓮寺までの道は素晴らしい!
市坂道.JPG
「房州東の鋸山」と異名を持つ岩肌の道は鋸山の車力道を思い出させる。
市坂道2.JPG
日蓮寺。日蓮上人が文永元年の小松原法難で、地頭・東条影信の襲撃で受けた傷を治した所との事。
日蓮寺.JPG
日蓮寺から誕生寺は車道歩きです。
誕生寺.JPG
祓山に登る道は山道を探す以上に手間取る。住宅地の道は判り辛い。展望台まで荒れているがアスファルトの簡易舗装しているぐらいだから、標識の一つぐらい有っても良いのでは?
祓山の展望台からは、夏に歩いた妙の浦の大・小弁天島に至る海岸沿いの道が眼下に見える。
祓山の展望.JPG
関東ふれあいの道「海と森をつなぐ道」は夏に来た時は雑草で海の展望は余り良くなかったが刈り払われたり枯れたりして一段と見透しが良くなっていいる。海の中の岩場で釣りをして人がいる。
丸く続く太平洋の水平線の向こうに間寛平がアースマラソンと称してヨットで太平洋を行っているのを思い出した。根性あるじゃん。
海の道2.JPG
冬の風を受けながら歩くと、黒潮からの風は肌を刺す程冷たくなく汗ばむ肌に心地よい。歩いて良かった!!
海の道3.JPG


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コメント 9

OJJ

小さな山(1300m級)で迷って、霧が出て雨が降り始めて・・目印つけて・・
楢山節考みたいな経験しました
by OJJ (2009-01-29 22:34) 

にゅ〜ろん

深い山の中に道が現れたり、不思議な感じですね。
しかもいきなり海だなんて、房総ってすごいです。
by にゅ〜ろん (2009-01-29 23:54) 

さなゆき

岩高山、、
なぜか幽霊スポットだったりします(w
しかしユーレーはホントにいるのでしょうか、、
何度も深夜車で通過してますが、
いまだに見てません
まぁ見たくはないですが。。
by さなゆき (2009-01-30 13:19) 

かいわれ

道なき道を行くという感じですね。
私も去年から始めた沢歩きで似たような気分を味わいました。^^

by かいわれ (2009-01-30 22:39) 

takaki-i

千葉の山はもともと低くて里山で車社会になる以前はどこも自分家の裏山で鎮守の森でと言う感じであろうと良く思います。

でも今では皆便利な都会に出て、過疎化と車社会で一部のもの好き以外ハイキング出来る有名な山にしか行かなくなり。

テープで印を付けたり。
深い山だがほとんどの尾根に山道が有ったり。
ユーレ-が出ても不思議でない所だったり。
本当は道が有るのに自然に戻りつつあったり。

そんなところでなかろうかと思います。
でも、もの好き結構います。
私が歩いたところはガイドブックに載っていますし。
テープが有ったり、急な場所にはロープが親切についていたりします^^
by takaki-i (2009-01-30 23:18) 

Ino

いつも新しいことにチャレンジするtakaki-iさんのブログを楽しみに拝見させてもらっています。コメントにあった、「地元紙のweb上・・・」を私も見てみました。これからの山行の参考にさせていただきます。
by Ino (2009-01-31 08:46) 

moz

かなりの歩き甲斐のあるコースなんですね。
確認の白テープを付けておかないといけないなんて・・・、すごいです @@;
ひとも少なそうだし・・・。

でも、日蓮の縁のお寺などの史跡もあって、面白そうです。
海の眺望も、見応えありですね。 ^^v


by moz (2009-01-31 12:36) 

あ~る

takaki-iさんが徘徊老人になったときには捜索が容易ではないですね(笑
楽しみのある人はボケないみたいなのでtakaki-iさんは大丈夫そうですが。
例の件はtakaki-iさんには合わないと思いますね、川の清掃とかは良いかもしれないですが鳥は基本的に一人で見に行く方が良いと思いますしね。
三島まで来れれば最近行ってる所を案内しますよ、富士市の丸火自然公園ですが溶岩のトレッキングコースもあります。
by あ~る (2009-01-31 16:46) 

赤か毛

ダイナミックな景色の変化に、日蓮寺や誕生寺などのスポットがあって
とても楽しい散策ですね。
相変わらず山歩きを楽しまれていてうらやましい限りです。
by 赤か毛 (2009-02-03 20:43) 

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