安房・上総の郡界尾根 嵯峨山から鋸山へ [山歩き]
12月15日火曜日
今まで歩いていた房総丘陵を安房・上総の郡界尾根を東京湾から太平洋に繋ぐ分水嶺上の郡界尾根として歩こうと意識したのが1月。
今回最大の難ルートと思われていた部分を「房総の山親父」さんと歩いた。
小保田P8:35~郡界尾根取り付き9:15~鉄塔9:33~籠田山分岐9:38~岩稜ピーク11:15~切割り11:44~展望の岩場12:00(昼食30′)30~林道金谷元名線開通記念碑12:45~鋸山山頂13:34~日本寺14:32~JR保田駅15:19~小保田P16:10
合計行動時間=7時間35分
雨の為三回も延期となったが今日はこの冬一番尾の晴天。
水仙の咲き始めた下貫沢から嵯峨山を望んで・・・
鋸山への尾根取り付きは嵯峨山への登りの少し手前、目印に黄色のテープがありました。
尾根上の最初の目標はこの鉄塔「内房線110」。
このコース、案内本やweb上の案内がありませんが山親父さんは何回も歩いており安心です。
尾根道、は房総上の良く見られる風景です。
よく見られる房総の尾根道は実は案内標識が何もないととても迷い易い。
山親父さんでも2度ほどルートの確認をしなおしました。
テーピングがかなり有り、境界杭上が殆どルートですから見落とさないように歩けば自然林の尾根で素晴らしいコースです。
採石場が見え始め展望が開けます。
ここからがこのコースのハイライト!
ここから露岩上を歩き向こうに連なる鋸山の稜線を目指します。
露岩の道は崖上で足を滑らせると危険。
所々で海も見える。
採石場の上に出る前にススキの草原を横切る必用がある。
全く足場の見えない所もあるので要注意!
採石場に出ました。
左奥の白い垂直の崖上を歩くようになります。
採石場の上の道。
この辺りは気持ちよい道。
歩いて来た道を振り返る。
向こうの嵯峨山の方から中央階段状の上がススキの草原。
一旦、中央下の広場に下り上り返した所、これからあの崖上に取り付きます。
崖上の取り付き。
結構難儀しますが崖上の展望も素晴らしい。
岩稜ピークから東京湾観音が白く光り、はるか向こうに東京のビル郡(と・・云っても見えないか?)
岩稜ピークからの露岩の道も注意が必要です。
やがてこんな切り割りに出ます。
ここは明治期まで冨津の上白狐集落と鋸南結ぶ古道でしたが今は廃道です。
切り割りから再び山道を行き、林道金谷元名線の開通記念碑に出ます。
後は鋸山の尾根道は「関東ふれあいの道」で以前紹介した。
鋸山の展望台から東京湾の向こうに大島が浮かぶ。
日本寺の大仏さんを拝みJR保田駅に出ました。
ここから町営の青バスに乗る予定でしたが小1時間あるので
小保田Pまで歩き、長狭街道沿いの保田川の土手には水仙が可憐な花を咲かせ最後の歩きを楽しませてくれました。
山親父さんのHP「房総の山親父」
http://members3.jcom.home.ne.jp/mutsugoro/
探検みたいな山歩きですね。
結構緊張しそうです。(^_^;
by かいわれ (2009-12-17 23:51)
切り割りや採石場で地震に遭ったら怖いでしょうね~
7時間半の長い探検、流石です!
鉄塔が目印になりますか?
by OJJ (2009-12-18 17:01)
かいわれ様
昨日、同じ房総丘陵で遭難騒ぎがありました。
確かに私にとって探検みたいな山歩きで楽しんでいますが2000~3000mの険しさとは違います。
低山な低山なりの注意が必要なようです。
OJJ様
あの採石場の露岩を歩いているときに地震ならビビリます。
此方は地震は多く昨日も震度5の地震がありました。
房総丘陵は300m前後の同じような複雑な尾根で樹木が茂り見通しが悪くハッキリした目立つものは良い目印になります。
by takaki-i (2009-12-18 22:36)
山親父さんとのハイキングor山登り、とても素敵なところですね。
背丈より高いススキとか採掘あととか、冒険しているみたいですが、眺望が開けると、きらきらでとても素敵な景色なんですね。
by moz (2009-12-19 06:11)
もう水仙が咲き始めているんですね ♪
今日、見に行ってみようかな~
by わか (2009-12-19 08:59)
moz様
今回のルートはかなり危険な所や迷い易いところも有りました。
しかし、それだけに眺望の場所から眺める山並みや光海の向こうに見える大島等の風景に感激しました。
さか様
温暖化の影響でしょうか年々水仙の咲く時期もやはり早くなっている気がします。
鋸南町の水仙ロードや大崩の水仙コースはこれから身頃を迎えます。
ぜひ、わか様の素敵なハイビジョンの動画を期待します。
by takaki-i (2009-12-20 10:43)