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今年初のヤブ山歩き 籠田山 [山歩き]

1月19日火曜日[晴れ]
籠田山は、前回房総の山親父さんと嵯峨山から鋸山への郡界尾根を歩いたがその途中から南西に伸びる尾根筋がる。
その盟主とも云うべき山だ。
但し、現在このルートは余り歩かれないようで今年初のヤブ山歩きだ!

(私の尊敬する房総の山親父さんは郡界尾根を歩いた帰りの車中で「実は癌が見つかり年明けにも手術をする。」と話され大変ショックをうけました。その闘病記録は左読んでいるブログ「mutugoro-13さんのブログ」にある。不屈の精神で甦りそうで少し安心、又一緒に歩いてくれることを期待しています)

嵯峨山郡界尾根を歩いた時と同じ場所に駐車。保田川を渡った所の安岡神社の石鳥居の脇道に軽トラが駐車された道が登山口だ。
石の鳥居DSC01881.jpg

荒れた道を登り廃屋の後ろを通り
廃屋DSC01890.jpg

やがて、見晴らしの良い送電塔の場所に出た。この送電塔の何個か先が前回郡界尾根を歩いた時にあった送電塔になるのだ。
送電塔DSC01900.jpg

荒れているが水仙の咲き誇る日当たりの良い場所などもあり
水仙1DSC01908.jpg

ここまでは比較的順調に浅い切り通しの分岐に着いた。
浅い切り通しDSC01910.jpg

ここからが問題でした。
この辺は作業道や尾根筋の分岐が多く例により3~4回往復1時間40分余り迷走しました。

左の尾根が籠田山からの尾根とあったので行くと、浅い切り通しがありここを参考本の切り通しの場所と勘違いし、結局ここを基点に右往左往することになる。
浅い切り通し2DSC01927.jpg

切り通しを登ると切り倒された木が道を塞いでいる。
切り倒された木DSC01912.jpg

ここを迂回して行くと、予想外のこんな石窟があった。
石窟DSC01914.jpg

これは予想外だったが直ぐそばに別に調べておいた地滑り地帯の杭があった。
地滑り杭DSC01915.jpg

ここから南に行くと「国調図根三角点」があるはずだが、南に行くと元来た道に戻ります。
仕方なく合点がいかないのですがやや北よりの尾根を行ってみると、「筆界基準」の杭が2ヶ所ありますがやはり違うようで引き返します。
筆界基準DSC01921.jpg

勘違いの切り通しまで戻り「国調図根三角点」は見つからないのですが、そこから南西に急降下する、とあったので下ってみると手入れされた水仙畑に出てその先は竹薮で違うようだ。
水仙畑DSC01930.jpg

仕方なくもう一度石窟の所から方向は反対だが北の尾根を行ってみる。
すると、小高いピークに出て右下に見覚えのある下貫沢の集落が見えこの道は嵯峨山方面である事に気がつく。
尾根道DSC01932.jpg

やっと、気がつき最初の浅い切り通しの所に戻り、細い道だが南に行くと直ぐに「国調図根三角点」がありました。
ホット安心し、直ぐ下に日当たりの良い場所があったので昼食休憩。
図調図根三角点DSC01943.jpg

ここから急降下し原生林の急なコブ四つ~五つ超え・・・
原生林の尾根DSC01949.jpg

真新しい四等三角点の籠田山山頂です。
四等三角点DSC01952.jpg

展望は素晴らしく北に山親父さんと歩いた鋸山へ続く石取り場の石壁が手に取るようです。
石取り場DSC01955.jpg

南には富山、伊予ヶ岳、津守山。眼下の長狭街道に駐車して来た車も見えます。
南側DSC01960.jpg

帰路はさっき間違えた道を再度行き、嵯峨山から鋸山への郡界尾根に出ましたが、限界尾根を歩いたとき籠田山への分岐は予想していたところと少し違い、逆コースの場合は入り口は難しそうに感じた。

嵯峨山の峠で、本日ここまで順調なら嵯峨山に登りその前に迷った保田見峠へ逆コースを・・・とも考えていたのですが先日歩いたな南無谷越えより本日の歩数はまだ少ないのに右足に聞くと「オラ行かない。」左足も「行くもんか」と道に迷ったアップダウンは堪えたようで下貫沢コースでそのまま帰る。

小保田P9:47~石鳥居9:52~送電塔10:18~浅い切通し10:39~切り倒された木10:46~石窟10:50~地滑り杭10:54~石窟戻り11:02~筆界基準の尾根~石窟戻り11:32~水仙畑11:45~石窟戻り11:54~236mピーク12:05~石窟戻り12:15~浅い切通し12:20~図調図根三角点12:23―昼食12:37~籠田山12:55-13:06~浅い切通し13:25~236mピーク13:44~籠田山尾根分岐13:55~送電塔14:02~嵯峨山峠14:12~小保田P14:48
合計行動時間=5時間01分


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コメント 4

moz

すごい山登りですね。迷走?したけれど、結果、道がわかってよかったですね。さすがに右足も左足も、行かないですか・・・(笑)
房総の山親父さん、頑張っていただきたいですね。
by moz (2010-01-20 14:04) 

OJJ

<右足に聞くと「オラ行かない。」左足も「行くもんか」と・・
 ならば仕方なかばい・・ 
 藪こぎは足首が、太ももが疲れるケンね~
by OJJ (2010-01-20 21:04) 

takaki-i

moz 様
山登りと云うほどの登りはないのですが、房総丘陵では有名所以外は標識などなく何時も迷走してしまいます^^
山親父さんは日本100名山だけでなく世界の山を登り、マラソンやトレイルランもこなす鉄人です。それでいて誰にでも優しく気軽に付き合ってくらる方です。一刻も早い回復を祈っています。

OJJ 様
おっしゃる通り・・・
この日は家に帰りついて車から降りたら孫が待っていたのですが、抱き上げれ無いほど久しぶりに太ももが吊り自分でもビックリやら情けない事でした。
by takaki-i (2010-01-20 21:50) 

かいわれ

房総の山を歩いているとルートファインディングがうまくなりそうな。
私は苦手で迷ってばかりです。(^_^;

by かいわれ (2010-01-20 22:17) 

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