倒竹の障害物コースを行く [山歩き]
5月18日水
私は地図を見るのが好きで何時も眺め計画を練るのだが、2日の高宕三山を歩いた時書いた西日笠から探鳥路の208mピークに至る破線のルートの紹介を見たことが無いので自分で歩いて見ることにした。
西日笠のバス停から暫く舗装道路を行き未舗装道になり最後の民家を過ぎると荒れた藪道になる。
それでも今でも地図に載りこの先トンネルまで記入されている道は元は2m程度の幅が有る道です。
右側は山、左側は崖の道は最近は殆ど利用されないのでしょう所々崩壊している。
ここは右の岩を削り保台清澄連絡道の片同門を思い出させます。
問題はこの先からでした。
道を倒れた竹がこれでもかと塞いでまるで障害物競走のように上を乗り越え・・・
下を潜り延々と続いている。
房総の山では利用されないと竹がはびこり竹害と言われているがここのは酷い!
西日笠のバス停からトンネルまで地図上では約2km1時間も歩けばトンネルまで着くだろうと思っていたが現れません。
やがて2時間経とうと思われる頃、やっと竹薮も終わりトンネルらしきものが見えてきました。
しかし心配していた事がおきたようです。
それは途中の道も崩落し迂回に苦労した所が何箇所かあったようにトンネルも入口が半分埋まっている。
ここまで来て又竹薮の道を引換えさ無くてはいけないのか?・・・
でも埋まっているのは入口だけです。
入口の埋まった土砂を降りると意外と大きいトンネルです。
普通こんな手彫りトンネルはゴツゴツとノミやつるはしの跡があるのにツルツルです。
剥がれ落ちた破片でしょうか下の道は砂状に暑く積もりフワフワです。
出口付近も半分埋まった状態です。
トンネルの先はもう竹薮は無く、小さな潅木が邪魔をするが倒竹よりズット歩き易い。
何に使ったのでしょうかこんな長方形の穴が2ヶ所ありました。
この切り通しを抜けると今度は右側が崖となり。
やがて尾根道に出、ボツボツ見なかったテーピングが現れこんな杭の有るピークに到着。
このピークは広い道があり勘違いしてテーピングに釣られて尾根道を行くも全体に下り気味の尾根道です。
この大きなもモミの木と所で気が付き引き返す、約30分余りのロスです。
先日印をつけておいた208mのピークに出ました。
探鳥路コースのベンチで昼食を食べたのは午後1時近くになっていました。
高宕第一トンネル着。
ここから石射太郎山に登ろうとも考えていたのですが竹薮の障害物競走で意外に疲れています。
そのまま高宕林道の「関東ふれあいの道」を歩き帰る。
日の出橋P9:25~林道西日笠線起点9:30~最後の民家9:49~トンネル11:21~321杭のピーク12:00~迷走35分~208mピーク12:42~探鳥路ベンチ昼食12:58-13:13(15分)~高宕第1トンネル13:37~日の出橋P14:35 合計行動時間=5時間10分 8.4km
ぼくも地図を眺めるのは好きですね〜。今度はどこに行こうかと考えるのが楽しいです!
でも行動中に読図は殆どしないですが...
by ふかぴょん (2011-05-23 18:49)
ムムム・・・ niceというか、唖然呆然と言うか、まあスゴイ所を歩きましたね~ 酷道~険道~刺道~懲道~損道・・・次々と思い浮かびました!
by OJJ (2011-05-23 19:48)
ふかぴょん 様
地図を見るのは夢が膨らんで良いですね。
房総低山のみとうしの効かない山では読図をしながら歩くことはやはり無いですけどね。
OJJ 様
この日歩いた道は完全に廃道ですね。トンネルまで掘られた道は昔はよく使われたのでしょうが・・・
そんな昔の道も使われなくなった後も、尾根上の古道は今でも歩けることが多いいのですが、車も通れるような古い道はがけ崩れ竹害、藪で歩けなくなるようです。
by takaki-i (2011-05-24 09:07)