水室山から御嶽山ルート開拓 [山歩き]
11月29日木
分県登山ガイド」「千葉県の山」30番目に「房州アルプス」が紹介されている。
このコースは地元の鈴木さんと君津の房総の山親爺こと山田さんが整備したものである。
その鈴木さんから県道182号線志駒モミジロード入口付近に水室山がある。水室山から地図上に道は無いが房州アルプスに行く林道鹿原線至る途中にこれも地図上に名の無い御嶽山があるがその間のルートがないだろうかと山親爺さんが相談を受けルートを開拓しようと言うことで決行した。
地図を検討すると水室山から御嶽山に行く途中まで破線が有り、その先には尾根が有るこの尾根を辿れば良いはず。しかし藪道の可能性大で鉈と鋸を準備する。
水室山は私も初めて歩く。
県道から途中まではコンクリ舗装の急な道だ、コンクリ舗装なのに急で滑る。
その上り詰めた所に別荘があるが今は無人のようだ。
別荘からは山道になり荒れている。
行くと新しいパイプの電柱が真直ぐ並んでいてその下を行く。
三等三角点の山頂にはデジタル化で必要になったのでしょう新しいTV中継所が出来たいた。
伐採され新しく生えたトゲのウドの木の間に、山親爺さんが20年以上前に来た時は石祠が5~6個あったとの事だがやや大きめのこの石祠が一基だけでした。
ここからは先はルート開拓する道だ。
時々鉈目を付けながら行く。
始めは破線の有る道でなんとなく道も有ります。
しかし、予想していたほどの藪道では無く。
マティバシイの道。
近くのゴルフ場から飛んできたゴルフ球の転がる植林された中を行き。
尾根道には大日様が倒れていたので修復して上げました。
尾根道は境界杭がありそれを示すピンクのテープが所々に有る。
地図上に道は無くてもその昔は生活道として使われた時も有ったのでしょう。
岩が刻まれ階段上になったりしている所もある。
岩を刻んで作られた道は倒木や蔦で塞がれていたので切り拓く。
最後の御嶽神社の林道に出る直前が一番荒れていました。
御嶽神社到着。
山頂の祠は新しいものでしたが階段は苔むして古いものです。
この先は鹿原林道までは山親爺さんが歩いたことが有る道で標識もロープ等もある。
志駒のモミジロードは紅葉の真っ最中で観光バス等も来ていました。
岩本橋手前P9:35──登山口9:40──別荘9:56──水室山山頂10:10/20──大日如来10:55──分岐11:30──分岐12:00──御嶽山(昼食)12:10/55──林道鹿原線分岐13:15──県道分岐13:35──志駒霊水13:55──登山口──P14:40 合計行動時間」=5時間05分
開拓お疲れ様でした。モモジロードには行ってみたいですね。まだまだ紅葉が楽しめそうですね。
by ゆうくん (2012-11-30 20:47)
ルート再開発、ご苦労様です。当地でも里山保存会なるグループが散策路整備をして下さっています
by OJJ (2012-12-01 09:16)
2つの山を繋いで周回を可能としたのでしょうか? 今は廃道となっているようですが、2・30年前までは集落を結ぶ道としても利用されていたのでしょうか。
by おど (2012-12-05 12:43)
ゆうくん 様
モミジロードは関東一遅い紅葉の房総らしく今が盛りです。
OJJ 様
このルートは「房総アルプス天空ライン」と勇壮な名前を命名したそうです。
このルートが房総のロングトレイルコースとして知れ渡るかも・・・?
おど 様
房総の山は低く複雑で今は車社会だから新しく出来た舗装道路を利用し山の尾根を歩く人は余りいません。
逆に車の無い昔は集落を結ぶ尾根道は至る所にあったと思います。
尾根道は斜面に作った道より藪に覆われにくく崩落も少ないようです。
by takaki-i (2012-12-06 19:58)