眺望はるか寂寞の山 和泉浅間山 [山歩き]
2013.3.5 火
タイトルは「房総の山あるき」のまま。寂寞(せきばく)とは「ひっそりとして寂しいさま」だそうです。
空地P9:40──保台137柱9:46──登山口(室戸城入口)9:56──風宮山10:23/28──鞍部10:39──巨木10:55──浅間山11:09/16──送電鉄塔(昼食)11:22/12:06──農道12:24──泉川滝13:06──空地P13:25──男金山13:40/46──公会堂13:56──空地P14:20 合計行動時間=4時間40分
鴨川の保台ダムに行く道、男金山の先の空き地に駐車。少し引き返し東電柱保台137柱の三叉路を行き「室戸城址」の杭が立っている所にでる。そこを入ると「室戸城入口」の案内がある狭い道が登山口でした。
道は酷く荒れた溝道でこの付近は鎌倉時代東条氏の居城室戸城址らしいが見るべき遺構はない。
溝道は右に巻くように登るが目標の鞍部が見える辺りで崩壊行けそうもありません。
あそこが鞍部なら左のピークが風宮山なので房総の山では何時もそう、低いわりに急登で木の根草につかまり登る。
風宮山は戦前埋蔵金話であちこち掘りまわったが何も出なかったらしい。
今は藪の中に「風宮さま」と呼ばれた石祠の台座だけがある。
鞍部の下りも恐ろしい急下降で鞍部にこのテープが有ったののホッとする。
その先、浅間山に向うが道らしいものは無い。
ただ複雑な山ではないので尾根筋を外さないで行けば問題ない。
こんなスジダイの巨木もありました。
その先笹薮でやばいかなと言う感じになる。が尾根筋を外さないように登る。
と突然山頂に飛び出す。浅間様の石宮と後ろに「参明藤開山」と刻まれた石碑。
これも富士山をたたえる富士講の題目らしい。
しかし、眺望はるかと写真もある山頂は今では雑木と藪で樹上にかろうじて嶺岡の山が見えるが腰を下ろす場もない。
かって浅間祭りの日には老若男女で賑わった山も今は寂寞がピッタリだ!!
その先少し行ったところに東電鉄塔があり、こちらのほうが草木が切り払われ展望もよいので少し早いが朝食にする。
その先は巡視路となっていて階段交じりで急下降も楽だ。
上総線82号に至るの黄色の柱の立つ農道に降り立った。
この農道には蕗の薹がたくさん出ていて摘んで帰る。
このうち数個をテンプラにして酒のつまみにする、ほろ苦い春の香りに酒の量も増えました^^。
市道に出て案内本の場所とは少し違ったようで待崎川におり川床を対岸に渡り泉川滝に向うとあるが対岸に渡れそうな所はありません。
あきらめて駐車場のほうに戻っていると滝の音がします。
対岸に渡らなくても樹木が切り払われ幅27m、高さ5mの以外に立派な滝が見れるようになっていました。
駐車場所に戻り再び男金山に向います。
左が男金山、右が女神山です。
今日は大した距離も歩かずのんびりしたピクニック気分でしたが花粉がひどくクシャミ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみに悩まされました。
こ男金山の登りはボーッとした状態でした。
山頂の男金神社の彫刻は郷土の名工「武志伊八郎」の力作です。
このスダジイ?の巨木、全景を見たいですね~太さは?
by OJJ (2013-03-06 10:43)
OJJ 様
枝の張り具合の方が凄かったのですが幹回りはどのくらいでしょう、大人二人で手が届くでしょうか・・
by takaki-i (2013-03-06 20:58)
二枚目の写真、どのような感じなのでしょう、上下左右がわかりません。(笑) 天気がよくて里山巡りには良い時期ですね。
by おど (2013-03-07 22:14)
おど 様
この写真確かに分かりにくいですね。
斜めに枯れた倒木が溝道を塞いでいる状態です。
by takaki-i (2013-03-08 21:06)