マテバシイの幽すい境経塚山へ [山歩き]
3月12日金曜日
「マテバシイの幽すい境経塚山」のタイトルは参考本のまんま。
ところで、幽すい境とはどんなところでしょう・・・?
百聞は一見に如かず・・・それでは行ってみましょう。
御殿山の塩井戸ルートに利用した、御子神の「小野次郎衛門忠明生誕の地記念公園」と云う長い名前の公園の前に駐車歩き始める。
石堂原の集落から山歩きの取っ掛かりになる八幡宮により今日の山歩きの無事を祈る。
この裏に堰がありその向こうは桃の花が咲く桃源郷になっています。
その近くにはタンポポや
スミレが咲き・・・ウグイスが鳴いています。
石堂山へ続く尾根を登ると御殿山から大日山に続く尾根が見える。
石堂山から経塚山への道は充分に広くわかり易い道ですが、ここを利用しているのは猪等の獣ばかりのようで人間の踏み後は見つからず、獣達にお邪魔しますけんねといいつつ歩きます。
石堂山から経塚山に近づくほどマテバシイの道になる。
経塚山山頂には三等三角点があるが峠道の途中で山頂と云う雰囲気ではない。
ところで幽すいですが調べると(景色などの)静かで奥深い・こと(さま)とあります。
私は言葉のゴロから物の怪が出そうな暗くじめじめしたところを想像していました。
マテバシイは頭上高く葉を茂らせ、光をさえぎり下は暗いのですがここはそれ程暗くなく・・・幽すいを感じますか?
山頂で昼食後北上しアンゴ岩に寄って見ました。
アンゴとは蛙の事です。
この岩、蛙を想像しながら見て下さい・・・貴方もきっと蛙にみえます。
房総の山は大概山頂に石祠がありますがここは麓近くにやっとこの石祠と石灯籠がありました。
車がビュンビュン走る国道をさけ安房中央ダムを周回して岐路につく。
御子神P9:50~八幡宮10:20~壬申塔10:53~経塚山山頂12:00-(昼食)25~アンゴ岩12:32~経塚山山頂12:46~犬切バス停13:13~御子神P13:45
合計行動時間=3時間55分
カシミール3Dを導入したので今回のルートの距離・標高差をグラフ表示してみます。
沿面距離=8.27Km 累積標高差+472m、-471mとでました。