神楽石山から度祗巌山を歩く [山歩き]
3月28日日曜日
このルートは始め庤神社~金比羅山~度祗巌山~神楽石山で計画したが金比羅山から度祗巌山の間にひどい藪道で通行不能なように記されていたので山親父さんにアドバイスを求め逆コースで実行した。
庤神社10:00~(林道石嶺線)~切通し10:25~無名山往復(30分)~度祗巌登山口11:00~旧道分岐11:10~コブ(前山)11:20~鞍部分岐11:30~神楽石山往復(38分)~鞍部分岐12:08~度祗巌山往復(15分)~鞍部分岐12:23~旧道分岐12:35~展望のピーク12:42~(一部笹藪道)~金比羅神社13:30~庤神社13:44
合計行動時間=3時間44分
先日下見の庤神社から思いのほかV字谷の林道西峰線を5分も行くとこの仲根の滝がある。
この春雨量が多いせいか水量も落差もある立派な滝だ。
度祗巌山から神楽石山は林道で分断され切通しになっている。
林道を25分ほど行きその切通しに到着。
この切通しの右(東)が神楽石山なので急斜面を手足をフル動員してよじ登る。
マテバシイの根だらけの向こうの杉林まで行ったが・・・
後で判った事だが結局これは神楽石山でなく単なる無名峰を往復しただけ。
切通しから少し下り度祗巌山の赤黄のテープが下がる山道に入る。
10分も登ると金比羅山からの旧道の分岐に到着。
コブへの急斜面の岩と茅とをここでも手足をフル動員し登る。
しかし、今度は気分が良い!!
なぜなら、今度は展望が素晴らしく振り返るとこの曇天だがこの展望!
送電塔の向こうの山々は峰岡山系
房総の山では珍しい展望のコブに到着。
鴨川市街の展望奥に仁右衛門島等
神楽石山の切通も見える・・・あれチョット違わない(違いに気が付きますか?)
この展望のピークを東に行くと山桜の咲く旧道の鞍部に出る、度祗巌山と神楽石山の分岐でもある。
木の根本に転がる石は、祠の崩れたものです。
思いのほか広い旧道を行き、神楽石の大岩が
そして先が神楽石山の切り通し。
少し眼下に眼を投じれば切り通しが・・・そう最初に登ったのは樹木の多い此方の無名峰。
そう、もう一つ先の切り通しまで行かなくては行けなかったのです。
ここを下りて向こうに行くのは私には無理です。
ここからの展望も素晴らしく。北東に清澄山、仏舎利塔も見えます。
再び先ほどの鞍部に戻り度祗巌山に。
度祗巌山の三角点は展望の利かない静かな山頂でした。
又鞍部に戻り金比羅山への旧道の古い石を刻んだ階段・・・
ここもあの手足をフル動員する急斜面を登らなくてここを行けば良かったのです。
でも、あの展望の急斜面の方が楽しかったな~
さて笹藪の道に行くまでの旧道は快適で次目標の221mの送電塔の見える展望のピーク等在り、道しるべの赤テープが次々現れ問題なしのようでした。
しかし問題の笹藪の道はやはり問題で踏み後も判らず目標にした送電塔のピークも分からずじまい。
只、距離は思いのほか短く溝道のある所に出ました。
其の辺りが金比羅山らしいのですが杉山の中をうろついて見ましたが何もありません。
マテバシイの尾根筋を下って行くと古い金比羅神社がありました。
瓦も錯乱しているので建物も在ったのでしょうか・・・今はもう殆ど訪れる人もいないようです。
ここから庤神社は直ぐでした。
稲苗箱作りと鴨川の山歩き下見 [米作り]
3月20日土曜日
午前中田んぼの水管理、午後稲苗箱作り。
今日は昼食時余裕があったので鴨川市郊外の面白そうな山歩きの下見をした。
田植えの苗は人手の無い私の行っている家は農協等から購入するようだが。
今年やってくれる隣家等は苗作りから行う。
育苗箱はこのように機械で均等に均されて出て来る。
このような育苗箱を人手で大量に作るのは大変な作業だ。
今は機械だから早い。
ホッパーに施肥された培土を入れ箱をセットすればよいのだが早すぎて一人では追いつかない。
300箱作るのに休憩入れて3時間程で完了です。
今日は出側のホッパーで土を入れるだけだが次は後ろのホッパーで籾を入れ水遣りと出側のホッパーで土被せを行う。
鴨川市郊外の山。
度祗巌山(とびいわやま)277.7mから神楽石山(神楽石山)268m
鴨川富士208.7mから男金山(おがなやま)
名所塚(めいしょづか)236mから鴨川富士等だ。
いずれも300mにも満たない里山だが今では訪れる人も少なく藪山の難所が予想される。
鴨川市郊外の菜の花畑の向こうの集落の裏辺りが度祗巌山だ。
度祗巌山登山の拠点庤神社。駐車スペースは充分だ。
所でこの庤神社。
病の無い痔の神様のような神社なんと読むのでしょう?
神名難読漢字小字典 によるとまうけ神社。
参考本には痔神社もうけ神社とあります。
事ほど作用に日本語は難しい・・
此方は鴨川富士、別名長狭富士鴨川から眺めるよりこの様に長狭街道から見たほうが富士の裾野を感じる。
駐車スペースも問題ないようだ。
問題は清澄山系に続くこれらの山は山ヒルが予想される、4月以降の山歩きは無理か・・・
代掻き [米作り]
3月17日水
今年は隣家の主人が爺さんに代わり行ってくれる事になったのだが本業は別にあり本業の合間の実施。
前回から間が開いて水張りも充分行われてなく、隣家の人がトラクターで代掻きの間に今日は田んぼに水を入れる仕事。
田んぼの水は加茂川からポンプで汲み上げます。
土手のポンプ小屋・・・小屋の下は加茂川です。
このホースで汲み上げます。
汲み上げられた水は、水路で高いほうから低い方へ・・・水を入れる田んぼに板切れなどで事前に分けてやります。
作業道路の下などは導管で導かれています。
水路のU字溝に休息を邪魔されたのでしょうか?イモリがのそのそ出てきた。
此方は代掻きされた田んぼ
代掻きされたばかりの田んぼで何か獲物がいたのでしょうか・・・鳶が降りていました。
写真を撮ろうと近づくと舞い上がり暫く頭上低く舞っていました・・・邪魔してゴメン!
マテバシイの幽すい境経塚山へ [山歩き]
3月12日金曜日
「マテバシイの幽すい境経塚山」のタイトルは参考本のまんま。
ところで、幽すい境とはどんなところでしょう・・・?
百聞は一見に如かず・・・それでは行ってみましょう。
御殿山の塩井戸ルートに利用した、御子神の「小野次郎衛門忠明生誕の地記念公園」と云う長い名前の公園の前に駐車歩き始める。
石堂原の集落から山歩きの取っ掛かりになる八幡宮により今日の山歩きの無事を祈る。
この裏に堰がありその向こうは桃の花が咲く桃源郷になっています。
その近くにはタンポポや
スミレが咲き・・・ウグイスが鳴いています。
石堂山へ続く尾根を登ると御殿山から大日山に続く尾根が見える。
石堂山から経塚山への道は充分に広くわかり易い道ですが、ここを利用しているのは猪等の獣ばかりのようで人間の踏み後は見つからず、獣達にお邪魔しますけんねといいつつ歩きます。
石堂山から経塚山に近づくほどマテバシイの道になる。
経塚山山頂には三等三角点があるが峠道の途中で山頂と云う雰囲気ではない。
ところで幽すいですが調べると(景色などの)静かで奥深い・こと(さま)とあります。
私は言葉のゴロから物の怪が出そうな暗くじめじめしたところを想像していました。
マテバシイは頭上高く葉を茂らせ、光をさえぎり下は暗いのですがここはそれ程暗くなく・・・幽すいを感じますか?
山頂で昼食後北上しアンゴ岩に寄って見ました。
アンゴとは蛙の事です。
この岩、蛙を想像しながら見て下さい・・・貴方もきっと蛙にみえます。
房総の山は大概山頂に石祠がありますがここは麓近くにやっとこの石祠と石灯籠がありました。
車がビュンビュン走る国道をさけ安房中央ダムを周回して岐路につく。
御子神P9:50~八幡宮10:20~壬申塔10:53~経塚山山頂12:00-(昼食)25~アンゴ岩12:32~経塚山山頂12:46~犬切バス停13:13~御子神P13:45
合計行動時間=3時間55分
カシミール3Dを導入したので今回のルートの距離・標高差をグラフ表示してみます。
沿面距離=8.27Km 累積標高差+472m、-471mとでました。
畦塗り [米作り]
先月21日以来行けなかった米作りに昨日、今日行く。
このところよく変わる天気で特に今日は異常に温かく朝来るとき峰岡の山々や愛宕山の下に朝霧がたちこめて幻想的な風景でした。。
隣の人も本職は漁業とか、しかしまだがんがんやれる年来で私は草刈りをしながら畦塗りの手伝い等。
例により機械の力は素晴らしく昔なら重労働の畦塗り事体は昼食をはさんで2時過ぎには終わりました。
隣家の人も自分の家の田んぼをやっているが畦塗り機を使うのは始めてのようです。
多少荒っぽいがずんずん進んで行きます。
畦塗りを行った田んぼには直ぐに水を張ります。
処で、田んぼは一枚毎に高さが違います。
上段の田んぼに入れられた水を一定の水位を保ち、下の田んぼに流すオバフローを作ります。
教わりながらやった見ました。
排水の穴のある所や、畦に水位を保つ木片を埋め。
土で土手を作りオバーフロー口です。
水田はダムの役目を果たしているといいますまが正に小さなダムですね。